5月活動で、開設のめどが立ってきました「こうやくん広場」
友師会の物資保管、被災した皆様に集まってもらう拠点として、準備を進めてきました。
土地を提供して下さいます江尻さん宅の改修のお手伝いも同時進行でおこない、その作業がほぼ完了いたしました。
前回、壁はがし、断熱材の除去などをさせていただいて、帰路につきました。
庭に運び出された大量の建築材は、すでに撤去されていました。
今回は、気になっていた床下の土砂の撤去作業。
長い間海水を吸って、所々ぶよぶよになった床は、もう使えないので全面的にはがして作業に入りました…が、簡単な構造だった壁と違い、床は基礎にアルミの構造材が縦横に張り巡らされ、その上に発泡スチロールの断熱材、そして木材のねだ。
コンパネが接着されている上、ねじ釘で留められているため、バールでめくっても全くはがれません。
プレハブ設営のため遠い岐阜から来て下さった、
中島工務店
さんに聞くと、丸鋸で少しずつ切って剥がしていくしか無いとのこと。
丸鋸は結構お寺でも使うので、みんな結構慣れています。
ねじ釘に気をつけながら、適当な大きさに切断して、バールで剥がしていきますが、コツを掴むまでなかなか進みませんでした。
床材に切り目を入れて、バールで壊す組、木槌で叩きおる組、やりかたをいろいろ試しつつほとんどの床をめくる事が出来ました。
また、別部隊が岩佐イチゴ農園のビニールハウス内で、収穫の終わったイチゴの苗を引いて次の苗を植える準備の作業を手伝わせていただきました。
農家の大変さは、地元でも目にしていますが、大規模農家は本当に大変です。
いろいろな部分を直しながら、作りながら、人を雇う余裕の無い中本当に頑張っておられました。
震災直後、社協の方に岩佐のお母さんが言われた言葉
「自分の住むところはいいから、とにかく復興のためにもイチゴを作れるようにしたい!」
農家の心意気をいつも心に刻みます。
いつもイチゴを休憩のときにいただきますが、今回は岩佐農園のお母さん特性イチゴジャム!
最高のおいしさ!
その2につづく