今回は、宮城県の仮設住宅東田地区で足湯をさせていただきました。
東田の仮設集会をお借りして、震災当初、私たち友師会が、山元町に入るきっかけを作ってくださった、中川純子さんのミニコンサートも行われました。
今回の足湯は「ゆず湯」
会員のお寺の庭になったゆずを持参しました。
ゆずの香りを楽しんでいただきながら、仮設の生活のお話を聞かせていただきました。
長い避難所生活と比べると、ずいぶんと改善されたとの話に安心させてもらったり
すでに、孤独死が近くであったお話も聞かせていただきました。
山元町付近は、もともと東北でも特に雪の少ないところだそうで、これまでは降ったとしても数センチ。それも昼までには消えてしまう位だったそうです。
山間の地域の避難所と比べると、日当たりも良く昼間なら、暖房はそんなにしなくても大丈夫とのこと。
大根や白菜、様々な作物をつくったり、それを漬け物などに加工して楽しんだ日々が戻ってきて欲しいとたくさんの方がお話しされていました。
足湯と同時に、お茶会をしながら、ユニット「ニライカナイ」のミニコンサート。
中川さんは、現在宮城在住ですが、ギターの弁天太郎さんは西宮から駆けつけてきてくださいました。
優しい歌声で、クリスマスソングや、りんごのうた、ふるさとなど、お年を召したかたにも解りやすいニライカナイオリジナルソングなど、心を込めて歌ってくださいました。
「志を果たしていつの日にか還らん」ふるさとの歌詞を聴いていると、一緒に見させていただいた友師会のメンバーも、住み慣れたふるさとから仮設住宅暮らしをされておられる皆さんと同調して胸が熱くなりました。
改めて音楽の力を感じさせていただきました。
その2につづく
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