第三回の支援から二週間、今回は、いつもの友志会のメンバーだけでは無く、播磨青年教師会、島根青年教師会、三重青年教師会の僧侶と合同で、支援活動をさせて頂きました。
友志会が、いつも行かせて頂く山元町に、各地の青年僧侶が連携して下さいました。
いつも10人以下で現地入りしますが、今回は24名!
物資も、播磨の寺院、その檀家様、ご縁があって支援してくださった皆様のおかげで、たくさん運び込むことが出来ました。
梅雨のさなかの暑さは、長い避難生活をおくる方々に重くのしかかっています。
今回は、現地の要望もあり、蚊取り線香や、防虫スプレー、タオルケットや、Tシャツなどの夏物衣料、そして前々回好評だった生野菜を保冷車を使って運び込みました。
山元町役場。ここに物資の集配所と、中央公民館があります。
一時400名を越えて避難されていた、中央公民館も、200名ほどになり、テントや自衛隊の車も減っています。
震災後、重機や自衛隊の車が、懸命の作業を続けておられた坂元地区。
現在では、ほとんど大きな瓦礫の撤去作業が終わっています。
あちこちに、梅雨の雨がたまって、池が出来ていました。
地震で緩んだ地盤はくずれやすく、梅雨の雨は、二次災害の危険を呼んでいます。
津波に流されなかった家屋も、屋根にブルーシートを載せた家が目立ちました。
山元町もまだまだ立ち入り禁止区域が多く家の修復がいつになるか、目処も立っていないと現地の方がお話しされていました。
瓦礫で一杯だった海沿いの風景は、緑が増え心が痛くなるような風景が、少しずつ変化しています。
現地の方に「雑草は強いですね」と言うと、「雑草だけじゃ無くて、あちこちとんでもないところに、トマトやカボチャが生えてるよ」
流された畑のどこかに種があったのか、自然と生えているそうです。
被災地は、暑い夏を迎えます。
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