3日目。
高速道路から見た風景。
たくさんの水田に水が張られ、稲が植えられていました。
知らない人が見たら、津波の被害にあったところだとは信じられないかもしれません。
しかし、まだまだ復旧できているところと出来ていないところの格差が激しく、出来ているところはより綺麗に、出来ていないところは一年たってもほとんど手つかずという状況が見えてきます。
江尻さん宅作業もドンドンはかどり、家の中の壁は、強度にかんするもの以外は全て撤去。
外した壁など、山のようになりました。
ユニットバスや部屋の仕切りを構成していた、アルミの柱も完全に亡くなりました。
電気と水道が来ているので、住もうと思えば住めなくも無いところまでこぎ着けました。
もう少し時間があれば、床を全てめくって、床下の土砂も綺麗にすることが出来たのですが、今回はこれで終了!
庭の様子。
大きなガラスは、だいたい回収できたように思います。
右手の広い部分に、神戸の企業が提供して下さるプレハブを建てさせていただいて、「こうやくん広場」になる予定です。
トイレも新品同様!また買うと高いので使える部分を綺麗にしました。
土砂にまみれて、パイプも詰まっていたので捨てるつもりだったそう。
ビニールハウス部隊が
岩佐さんたちと記念撮影。
岩佐さんや江尻さん達とこんな風に記念撮影したのは、1年以上たつけど、初めてでした。
気持の余裕がないと、なかなかこんな事も出来ません。
温室も順調に増えて、ゼロからここまで再開された人間の力を感じて、ふるえるようです。
家の中がだいたい仕上がったので、庭の最終調整。
凸凹だった庭も、なんとか形になりました。
でも、土が流されているので、平坦には、ほど遠いのですが…
今回は、高野山からも本山職員の方が2名加わって下さいました。
2日目で帰宅せざるをえず、写真に写っていませんが、他4名の友師会員が、力を合わせてくれました。
筋肉痛になった方もおりましたが、全ての作業を終えることが出来ました。